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大会長挨拶

日本呼吸・循環器合同理学療法学会学術大会2023

大会長 木村 雅彦(杏林大学)

2023年9月2日(土)・3日(日)

日本呼吸・循環器合同理学療法学会学術大会2023 


Proud - Trustworthy; Japanese Respiratory & Cardiovascular Physiotherapy


(誇りと信頼;日本の呼吸循環器理学療法)
 

​を開催いたします。

 我が国に理学療法士制度が発足してから50余年が経ち、多くの先達たちのたゆまない挑戦によっていわゆる内部障害に対する理学療法は発展し、超高齢化社会における知見をはじめとして世界をリードするに至っています。特に科学的であり先進的である日本呼吸理学療法学会と日本循環器理学療法学会が我が国の理学療法士にとってエッセンシャルであり、かつ目指す頂きでもあることを誇りに思うひとりの理学療法士として、この2つの学術大会長を同時に拝命し、法人化後に初めて合同学会の形で開催できることをこの上なく光栄に存じます。

 新型コロナウイルス感染症は波状的に世界中に猛威をふるい蔓延し、医療・保健・福祉と社会生活の様相を一変させてしまいました。また、エビデンスの集積と解釈にも人工知能の関与が大きくなり、これからの科学のあり方としてもさまざまな価値観が変わってくることでしょう。そのような新しい時代を切り拓くためにも弛まぬ理学療法の臨床・教育・研究に挑戦が求められます。研究発表と情報交流の場である学術集会も延期や中止やオンライン開催を余儀なくされ、この合同学会も当初の企画から1年延期して開催することになりましたが、発表者と参加者がお互いに共通の学問基盤に立脚し、新たな知見に触れ,討議し,インスピレーションを与え合い、これからの理学療法の臨床と研究と教育を高めるためのランドマークとなることを願っております。

 日本呼吸・循環器合同理学療法学会学術大会2023
(第9回日本呼吸理学療法学会・第7回日本循環器理学療法学会)
 大会長 木村 雅彦

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