
循環器理学療法の評価の標準化~急性期のミニマムスタンダードの作成~
高齢心疾患患者の増加により、循環器理学療法の重要性が増しています。しかし、関連ガイドラインの網羅は難しく、循環器理学療法に従事する理学療法士や回復期・生活期の患者にとって必要な臨床診療基準(ミニマムスタンダード:MS)が欠如しています。
日本循環器理学療法学会は現在、循環器理学療法の評価基準となるMSの作成に取り組んでおり、これを活用することで質の高い循環器理学療法が提供できると期待されています。本セッションでは、現在進行している循環器理学療法の評価のMSについて、その作成過程と急性期のMSの結果を発表します。
日本循環器理学療法学会 理学療法標準化委員会
委員長 加藤 倫卓